ここではCloudExa(クラウドエクサ)について、もう少し初歩の部分から説明いたします。
本格的な機能の説明は「エディション」のページをご覧いただき、サイネージ未経験の方向けに、CloudExaを中心にしたシステムで何ができるのか、どうすればできるのかを解説します。
もっとも簡単にデジタルサイネージを始めるには、USBメモリやSDカードに保存した映像をスライドショーで表示する機能のある液晶ディスプレイを使用するのが手軽です。
最近では家庭用TVでもこのような機能が付いていますので、とにかくやってみたい!という場合はお手持ちの機器にその機能が付いていれば、すぐにできます。
しかし、長時間流し続けたい、時間帯や曜日に応じて表示内容を変えたい、といった少し高度な運用をする場合は ①管理アプリ、②放映端末、③表示機器が必要になります。
HDMI(エイチディーエムアイ、High-Definition Multimedia Interfaceの頭文字をとったもの)は、ディスプレイ装置とハードディスクレコーダー、ゲーム機、コンピュータなどの間を接続する際に用いられる、映像や音声などを1本のケーブルにまとめて送れる通信規格の一種です。現代のテレビやパソコンのモニターでHDMI入力を備えていないものを探す方が難しいほど、普及した規格です。
CloudExaは家電のテレビやパソコンのモニターに繋げばデジタルサイネージとして利用できる、ということになりますが、家庭用機器は長時間つけっぱなしで動作させ続けるような使い方は想定されておりません(連続使用時間は8時間程度のものが多いです)ので、本格的にデジタルサイネージに利用するには向いていません。
意外と思われるかもしれませんが、ビル壁面などの大型のビジョンや駅や商業施設で見かけるディスプレイも、入力はHDMIで行っていることがほとんどなのです。
CloudExaは柱巻きなどにみられる縦に設置したディスプレイにも、問題なくコンテンツを表示することができます。
👉 [事例] 縦横・サイズが混在したデジタルサイネージもOKです
1台のみのご利用でもCloudExaの利便性を十分に活かした運用ができます。
サーバ構築が必要ないクラウドサービスなので、デジタルサイネージ導入がすぐにできます。
セキュリティの都合などでネットワークに接続させることができない場合、CloudExa放映端末はネット接続なしのスタンドアローンでの運用も可能です。
その場合、配信管理アプリケーションから必要なデータをUSBメモリに書き出して更新を行います。
単に物理的に配線ができないということであれば、手軽にインターネットを利用開始できるLTE通信端末をご提供しています。
デジタルサイネージ向けの安価な通信プランにてご用意しておりますので、回線費用を含めて月額コストを抑えることができます。
12か月先の末日まで、まとめてスケジュールの設定ができますので、放映内容に変更がなければ1年間自動での運用も可能です。
放映端末への配信は、当日から7日後までに使用するデータを、毎日自動ダウンロードするようになっています。
導入時のレクチャーだけでなく、その後のサポートも用意しております。
ご不明点や運用についてなど、何なりとご相談ください。
ヘルプもテキストや図解、動画が充実しており、安心して運用を始められます。
それでも操作がわからない場合は24時間365日対応のサポートセンターが標準で利用できるので、安心です。
また、機器の故障対応や定期点検をおこなう保守サービスや、配信代行サービスもオプションで用意しています。
ニュースや天気予報などの情報コンテンツをご利用できます。
これらのコンテンツは、放映データに組み込んでおくだけで、定期的に情報が更新される「自動更新コンテンツ」になります。
一般的に、興味・感心に高い情報を掲出することで、デジタルサイネージの注目度を向上させる効果が期待できます。